
皆さんこんにちは、hiroYamaDの「overseablog」です。
近年、クアラルンプールを歩いていると「あれ、また新しいカフェができてる!」なんて驚くことが多くなってきました。
ショッピングモールの一角はもちろん、昔ながらのショップハウスを改装したカフェや、SNS映えを意識したスタイリッシュなコーヒースタンドまで、そのバリエーションは実に多彩です。
では、なぜここまでカフェが増えているのでしょうか?今回はクアラルンプールのカフェ事情と、その背景にあるトレンドをカジュアルにご紹介していきます。
マレーシアのコーヒー文化の上昇について by「overseablog」
カフェが増え続けるクアラルンプールの街角
クアラルンプールは昔から「コピティアム」と呼ばれるローカル食堂でコーヒーを楽しむ文化がありました。
濃いコーヒーに練乳を加えた“コピ”は、今もなお市民に愛され続けています。
ところがここ10年ほどで、スターバックスやザ・コーヒービーンといった海外チェーンだけでなく、地元発の個性派カフェが次々とオープン。
最近ではインディペンデント系のロースタリーや、シングルオリジン豆にこだわった専門店まで登場し、コーヒー好きにはたまらない環境が整いつつあります。
KL市内のモントキアラやバンサー、ブキットビンタン周辺を歩けば、おしゃれなカフェに必ず出会えると言っても過言ではありません。
どうしてカフェが増えたの?
過去から「コピ」として親しまれてきました。
小さなビニール袋にコピを入れストローで飲むという形態です。
甲子園の「かちわり」と同じでした。
ただ今は、環境面や涼しい所で飲みたいという要望で、エアコンが効いたショッピングモールで販売し、おしゃれに移動できるようになってきたのではないでしょうか。
1. SNS映え文化の広がり
まず大きな要因の一つは「インスタ映え」です。
特に若い世代にとって、カフェはただコーヒーを飲む場所ではなく、写真を撮ってSNSにアップする舞台。
洗練されたインテリアや、美しく盛り付けられたスイーツが「映える」ため、新しいカフェは常に注目の的になっています。
2. ワークスタイルの変化
コロナ禍以降、リモートワークやフリーランスの働き方が広まりました。
自宅では集中できない人にとって、Wi-Fiや電源のあるカフェは最高の作業環境。
クアラルンプールの多くのカフェではノートパソコンを広げて仕事をする人の姿が日常的になっています。
3. コーヒー文化の成熟
近年、マレーシアではコーヒー豆や焙煎にこだわる人が増えてきました。
海外で学んだバリスタや、サードウェーブコーヒーに影響を受けた若者が次々と新しいカフェを立ち上げています。
これにより、カフェは「ただ飲む場所」から「体験する場所」へと進化してきたのです。
4. 都市ライフスタイルの変化
KLは多国籍な都市で、留学生や駐在員も多く暮らしています。
彼らにとって、カフェはコミュニティの場。国際色豊かな会話が飛び交う空間は、地元の人にとっても新鮮で魅力的に映ります。

注目のカフェスポット
バンサー & TTDIエリア
ローカルにも外国人にも人気の高いエリアで、独立系カフェがひしめき合っています。
サワードウのパンやビーガンメニューを揃えるお店も多く、健康志向の人にもぴったり。
モントキアラ
日本人や韓国人の駐在員が多い地域。ここではおしゃれなベーカリーカフェや韓国風カフェが特に人気です。
週末のブランチタイムには満席になることもしばしば。

ブキットビンタン
観光客向けのカフェが充実。特にアジアらしいエキゾチックな内装を楽しめるお店や、屋上カフェで夜景を眺めながらコーヒーやカクテルを楽しめるスポットもあります。
カフェ巡りの楽しみ方
- SNSで話題のお店をチェック
マレーシアの若者はSNSでの情報発信が活発。ハッシュタグ検索で最新カフェを探すのがおすすめです。 - ローカルとグローバルの融合を味わう
練乳入りの「コピ」や、パンダンを使ったデザートなど、マレーシアならではのアレンジを楽しめるのも醍醐味。 - 作業&交流の場として利用する
一人で集中したいときも、友人とゆっくり過ごしたいときも、カフェは柔軟に対応してくれる空間。国際色豊かな雰囲気の中で新しい出会いがあるかもしれません。

まとめ
クアラルンプールのカフェは、単なる「コーヒーを飲む場所」から「ライフスタイルを楽しむ場」へと変化を遂げています。
SNS映えするおしゃれな空間、働く人に優しい環境、そして多様なカルチャーが融合した独自の魅力。
今後も新しいカフェが続々と登場し、街歩きの楽しみをさらに広げてくれることでしょう。
旅行や滞在の際には、ぜひお気に入りのカフェを探して、クアラルンプールならではのカフェ文化を体験してみてください。
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