
マレーシアと聞くと、まず思い浮かぶのはクアラルンプール(KL)ですよね。
高層ビルが立ち並び、ショッピングモールもカフェも最先端。
でも、ちょっと視点を変えてみませんか?実はKLから車で1時間ほど行ったところに、今じわじわと注目されている街があるんです。
それが「セレンバン(Seremban)」と「ニライ(Nilai)」!
今回はこの2つの街について、カジュアルにご紹介しちゃいます!
KL近郊にも魅力がある by「overseablog」
セレンバンは“ネグリ・スンビランの首都”
セレンバンはネグリ・スンビラン州の州都で、KLから車で約1時間、電車(KTM)でもアクセス可能な便利な場所にあります。
大都市ではないけれど、程よく開けた町で、地元の人たちの生活感が色濃く残っています。
こちらはネグリ・スンビラン州の州都で、行政の中心地。ニライよりも歴史があり、地元の文化や食文化が色濃く残っています。
まず魅力的なのが、ローカルグルメの宝庫であること!
セレンバン名物といえば、「焼き蟹(Grilled Crabs)」や「ビーフン干し(Dry Mee Hoon)」など。
意外と海鮮レストランがあります。
おすすめレストラン
中華系レストラン 「Restoran Bee Kee」

美味しくリーズナブルでいただけます。

個人的に好きな「天和肉骨茶」
とても不便なところにありますが、漢方がよく効いた本格的な肉骨茶です。

「Asian Laksa Restaurant」
ここのラクさは絶品です。
かなり辛く、汗をかくこと間違いなしです。
KLよりもリーズナブルに、美味しいマレーシア料理を堪能できちゃいます。
さらに、セレンバンにはショッピングモールもちゃんとあります。
Palm MallやAEON Seremban 2など、普段の買い物や映画、カフェタイムもばっちり。
ちょっとしたリゾート気分が味わえる公園や湖も点在していて、週末のお出かけスポットとしてもおすすめです。
ニライってどんなところ?
ニライは、ネグリ・スンビラン州にある小さな街。
でも「小さな街」と言って侮るなかれ、実はかなり戦略的なロケーションにあるんです。
KL国際空港(KLIA)から車でたったの30分!空港アクセスが抜群なだけでなく、KL市内にも通勤圏内。まさに「ちょっと郊外」の理想的な場所です。
そんなニライには、大学がいくつもあります。
特にINTI International University や Nilai University は有名。
学生街としての顔もあり、若者が多くて活気があるのも魅力のひとつです。
また、最近では住宅開発も進んでいて、コンドミニアムやゲート付きの住宅エリアが増加中。
KLよりも家賃が安くて、自然も豊か。
都市の喧騒からちょっと離れて暮らしたい人にとって、かなり穴場かも!
グルメもいくつもあります
おすすめレストラン
中華レストラン「Loon Sing」


「住む・学ぶ・働く」のバランスが絶妙
セレンバンとニライ、この2つの街は単なる“郊外”ではありません。それぞれに個性があって、かつ生活インフラが整っている。
実際、KLで働きながらセレンバンやニライに住む人も増えてきています。
特に注目なのが、近年進んでいる「南部経済回廊」という開発プロジェクト。
この地域は今後さらに成長が期待されており、新しい商業施設や住宅地、工業団地などが続々と計画されています。
今から拠点を構えるなら、絶好のタイミングかも?
アクセスもどんどん良くなっている!
「郊外ってアクセス悪いんじゃないの?」と思った方、ご安心を。
セレンバンにもニライにも、KLセントラル駅から電車(KTM)でアクセス可能。
しかも高速道路(PLUS Highway)も通っていて、車移動もラクラク。
KLIAとKLセントラル、そしてセレンバン・ニライは三角形の位置にあります。
そのため空港も近いし、まさに“どこにでも行ける郊外”なんです。
観光?移住?両方アリ!
観光として立ち寄るも良し、将来の移住候補としてリサーチするも良し。
実際、最近では日本人の短期滞在者やリタイア組がセレンバン・ニライエリアを視察するケースも増えています。
都会の便利さを手放したくないけど、ちょっと自然の中でゆったり暮らしたい…そんな人にはピッタリ。
まとめ
KLの「ちょっと外側」にあるだけで、これほど魅力が詰まっているとは…セレンバンとニライ、ちょっと気になってきませんか?
赴任している友人や知人はKLから通勤時間をかけるより、セレンバンやニライへ住居を移しています。
観光でも、住まい探しでも、きっと新しい発見があるはず。
次回のマレーシア滞在では、ぜひ足を伸ばしてみてください!
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