
「海外で子どもに教育を受けさせてみたいな…」
そう思ったことがある方、意外と多いのではないでしょうか?
最近、日本人ファミリーの間でじわじわと注目を集めている国があります。
それが――マレーシア!
物価が安くて治安もそこそこ良く、親日的。
しかも教育レベルが高いっていうんだから、気にならないわけがない!
この記事では、そんなマレーシアで日本人学生がどんな教育を選べるのか、カジュアルにわかりやすくご紹介します!
マレーシアでの教育についてお知らせします by「Overseablog」
マレーシアって、どんな国?
マレーシアは東南アジアにある多民族国家。
マレー系、中華系、インド系などが共存していて、多言語・多文化に触れられる環境が魅力。
首都クアラルンプールには高層ビルが立ち並び、都市と自然のバランスも抜群!
英語が公用語ではないものの、教育現場では英語が主流。
つまり、「英語圏で教育を受けさせたいけど、イギリスやアメリカは高すぎる…」という親御さんにぴったりなんです!
日本人学生が選べる教育の種類
では、具体的にどんな学校を選べるのでしょうか?大きく分けて以下の4タイプがあります。
日本人学校(Japanese School)
まずは定番、日本人学校。クアラルンプールとジョホールバルにあり、日本の文部科学省がカリキュラムを監修。
授業は基本すべて日本語で、日本の学校と同じ教材を使用します。
💡こんな人におすすめ!
- 一時的な海外滞在で、将来は日本の学校に戻す予定
- 日本語や日本の文化を大切にしたい
- 海外でも安心して“日本の学校生活”を送りたい
メリットは「帰国子女としてのギャップが少ない」こと。
一方で英語力や多文化体験という意味ではやや物足りなさも。
インターナショナルスクール(International School)
英語で授業を行う学校で、マレーシアには100校以上のインター校が点在しています。
イギリス式(IGCSEやA-level)、アメリカ式(SAT)、IB(国際バカロレア)など、カリキュラムも選び放題!
特に人気なのが:
- Garden International School(英国式)
- International School of Kuala Lumpur(アメリカ式)
- Marlborough College Malaysia(ボーディングも可)
💡こんな人におすすめ!
- グローバルに活躍できる力を育てたい
- 英語をネイティブ並みに習得させたい
- 多国籍の友達と学ばせたい
もちろん授業はハイレベル。でもサポート体制も手厚く、日本人の子どもでもしっかりついていけます!

もちろんお子さんの意見が選択の判断です

現地私立校(Private Malaysian School)
マレーシアの教育制度に基づきながら、英語+マレー語+中国語などを使ったマルチリンガル教育を行う学校も。
中華系学校では中国語教育が強化されているため、将来的に中国語を習得させたいご家庭に人気。
💡こんな人におすすめ!
- 英語だけじゃなく中国語やマレー語も学ばせたい
- 現地の文化に深く触れてほしい
- コストを抑えたい(インター校より比較的安い)
ただし、文化や宗教的な違いがあるため、日本人家庭にとっては若干ハードルが高い面もあります。

マレーシアで生まれたなら可能性は大いにあります
ホームスクーリング/オンラインスクール
最近では、オンライン教育を選ぶ家庭も増えています。
日本のオンライン学校や、インター系オンラインスクールを受講しながら、自宅で学習。
マレーシア国内で活動的に暮らしつつ、学びは“自分流”にカスタマイズできるのが魅力です。
💡こんな人におすすめ!
- 自由な学習スタイルを重視したい
- 世界中どこでも移動しながら学びたい
- 特定のカリキュラムに縛られたくない
今どきの教育方法です。
費用はどれくらい?
一番気になるのはコストですよね。
マレーシアは全体的に教育費が抑えられていることで知られています。
- 日本人学校:年間約50~80万円
- インターナショナルスクール:年間100~300万円(学校により差あり)
- 私立ローカル校:年間30~100万円程度
- オンラインスクール:月1~3万円程度
イギリスやアメリカの半分以下というケースも多く、「コスパ最強」な教育移住先として注目されています。
生活環境も◎
教育面だけでなく、日本人が暮らしやすい環境が整っているのもポイント。
ショッピングモールには日本食レストランやダイソー、イオンもありますし、日本人医師がいる病院もあります。
日本人コミュニティもあり、親同士のネットワークも作りやすいので、海外初心者の方でも安心です。

自力送迎ができない場合は、スクールバス経路に生活拠点を置く必要があります
まとめ
マレーシアの教育事情をざっくり紹介してきましたが、いかがでしたか?
ここでのキーワードは「選べる」。
日本の教育を続けるも良し、インター校で世界を目指すも良し。
中国語までマスターしたいなら現地校もアリだし、自由なスタイルを求めるならホームスクーリングもOK。
今や教育に“正解”はありません。
子どもの性格や将来のビジョンに合わせて、「その子にとってベストな選択肢」を見つけられるのがマレーシアの最大の魅力です。
興味がある方は、まずは短期滞在や学校見学から始めてみるのもアリかも?
教育の未来は、マレーシアで広がっているかもしれませんよ!
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